30代前半までとはことなる「パートナー探し」が求められるアラフォーの女性たち。
「できるだけ早く」運命の人に出会うために「有料の結婚相談所」がベストな理由を考察します。
追求すべきは「効率」
いまさらですが、大人が結婚を考えたとき「早く相手がみつかる」にこしたことはありません。
もしあなたが「出産」「子育て」を考えている場合はなおさらです。日本産婦人科医会は思春期~生殖適齢期(おそらくアラサー)には30-50万個あった卵子が37歳には2万個(!)に減ると述べています。出産した後にやってくる育児の負担も楽ではありません。
子供を考えていない場合でも、アラフォー女性は社内、家庭内、地域社会で「身動きがとりやすい独身」「経験があるベテラン」としてあてにされ、自分のことにかまっていられないケースが増えてきます。忙しく、世間で思われているほど「自由ではない」「恋愛をする時間がない」と感じている方もいるかもしれません。
体力、気力も落ちてきます。結ばれるかどうかわからない男性とデートやラインを続けるのは億劫になってくるかも・・・
アラフォー女性の婚活は「短期決戦」「集中投下」、スピーディーに進めたいものです。
「有料の」結婚相談所は「こうやって」効率を追求している
結婚相手を探す上で「効率的」とはどんなことでしょうか。それは早くたくさん「出会う」こと早く正しく「相手を知る」ことです。恋愛ではこの2つに時間がかかる場合があります。
多くの結婚相談所では、出会う方法を複数パターン用意しています。会員の性格や生活スタイルが様々だからです。
1,アドバイザーによる紹介型
2,パーティーなど、イベント参加による印象重視型
3,ネットなどで動く自己探索型
自身にあった方法を選んだり、併用して活動するわけですが、相談所に所属する最大のメリットは「1,紹介型」の利用ではないでしょうか。
毎月きまった人数(1~2人など、相談所による)のお相手候補を定期的に紹介してくれます。たいてい事前に希望をだした条件をある程度は満たす方でしょう。たくさんのカップルを見てきたプロの感性で「あなたに合う人」を紹介してもらえるのは大きな学びとなるかもしれません。
登録されている独身男性をいろいろと見て回れるのは視野を広げる意味でも良い経験です。世の中には結婚相手を探している男性がたくさんいるのを実感できるだけでも、勇気づけられるでしょう。
「お互いの正しい情報を知る」ことも大切です。お相手の職業、学歴、家族構成、結婚歴、子のありなし、借金の有無、健康状態など・・・若い時なら飲み会でお目当ての男性に「○○さんって彼女いるんですか~?」「ご出身はどちらなんですか?」と探りを入れる段階から始めてもよかったかもしれませんが、35歳をすぎると・・・時間のかけすぎです。男性は正しい情報を明かしてくれるとも限りません。
相談所では事前にわかります。入会の際に独身証明書(本籍のある市区町村が発行)、大学の卒業証明書、源泉徴収票など収入を示す書類、身分証明書(パスポート、運転免許証または健康保険証いずれか)、有資格者は国家資格証明書などの書類提出を義務付けていたりします。(有料でもすべての相談所がそうとは限りませんので、身上調査をきちんと行っている相談所を選ぶと良いでしょう)。
医者だと言っていたのに嘘だった、独身だと言っていたのに妻子がいた、などの詐欺や犯罪を防止する大切なポイントです。もちろんあなた自身も詳細なプロフィールを報告する必要があります。
焦っても失ってはならない「信用」
有料の結婚相談所を利用するべき1つめの理由が「効率」なら2つめの理由は「信用」です。
30代半ばをすぎると、社会人としての責任は一層増していきます。生活費を用意し、税金を払い、法律とルールを守り、健やかな人間関係を保ち、犯罪やトラブルに関わらず迷惑をかけない「社会人」であることを期待され(求められ)ています。
男女関係のトラブルや話題に世間は敏感です。ワイドショーは著名人の熱愛、不倫、離婚などの報道が大好きですね。関心をもつ視聴者が多いのでしょう。あなたは有名人ではなくても、あなたの結婚や男性関係に関心を持つ人は周囲にいるかもしれません。
婚活は時に、あたなの名誉やプライドを傷つけるかもしれません。例えば同じ職場の同僚や友人、親族などが「婚活を頑張ってるらしい」「年下とつきあっているらしい」など、悪気がなくてもあなたの私生活を話題にするかもしれません。
信用できる人ならば別ですが、身近な人に「誰かを紹介して」とあてにしたり、婚活の話題をするのはやめましょう。基本的にはプロにお願いする方が安全で確実です。相談所には秘密を守る義務があります。
「恋」はひとまず、横におこう
ロマンチックなラブストーリーへのあこがれにも注意が必要です。「運命に導かれ生涯のパートナーに巡り合う」。いくつになっても恋への期待は人として当然のことですが、リスクがあります。
その男性は「結婚を前提に」交際をしているでしょうか。「つなぎでなんとなく」の彼女だったり、体やお金が目当てだったり、男性の胸の内はどこまでも謎です。
恋のもつれによる殺人事件だって存在します。自分はそんな大それたこととは無縁だ、と過信してはいけません。「焦る」という感情は今までにない行動をあなたに取らせるかもしれません。
寂しくても、惨めでも、下手な恋愛に走って身を亡ぼすようなことがないよう心を強く持ちましょう。結婚相手を見つけるために、無理をして恋愛をする必要はありません。
自分が求めているのは「ロマンスか結婚か」を改めて考えてみて下さい。
「ロマンス」ならその道を行って構わないんですよ。素敵な生き方だと思います。
「結婚」なら、もうお分かりですね?有料の結婚相談所は、あたなも、お相手も「お金を払って」結婚相手をみつけに来ている場所です。身上調査を経て「真剣に」伴侶を求めている人々が集うところです。あなたにふさわしいパートナーを地道に探しましょう。そこで「恋愛結婚」に至る可能性だってあるのですから。
ゴールへ着くには「コーチ」が必要
3つめの理由です。巷ではやりのマッチングアプリや、出会いの王道である合コンなどと結婚相談所が大きく異なる点、それは「アドバイザーがいる」ということです。
「婚活疲れ」という言葉を知っていますか?運命の人に巡り会う道のりは平坦では無いようです。
お相手探しのなかで迷ったり、困ったりしたときに経験豊富なスタッフが相談にのってくれるのは心強いですね。一人で黙々と活動をしていると自分の失敗や、欠点、弱点にも気づかず、袋小路に迷い込んだりするかもしれません。
あなたのことをよく知るお友達や親族が、良い助言者になるとは限りません。人生において利害関係があるこれらの人々は、例えば娘に同居してほしい親御さんなら遠方の男性を悪く言ったり、関係をこじらせたくない友人は「もう少し様子をみてみたら?」など無難な返事をしたり・・・自分の都合で意見(希望)を述べる場合があります。
相談所に在籍しているスタッフはプロフェッショナルです。たくさんの男女をみてきた経験からあなたの思い込みや価値観とは異なる目線で、お相手探しをサポートしてくれるでしょう。あなたが結婚に至ることが彼らにとってもビジネス上の利益になるので、仕事として冷静に客観的に向き合ってくれることが期待できます。
婚活は数年にわたる長い活動になる場合があります。気持ちが塞いだ時、疲れた時に適切な対応をしてくれるのは顔と顔をつきあわせて話せる人であり、その場しのぎの回答しかしない人や、情報で予測判断するAIではありません。
「成婚」というゴールまでともに歩いてくれるスタッフがいる結婚相談所は、幸せな未来への近道だと考えます。
私の婚活体験は・・・嫁としての市場価値を学ぶ場所だった
私もその昔、結婚相談所に登録していました。26歳で1年間、35歳で半年ほどでしょうか。異なる相談所を2回経験しました。
そして相談所ではなく、お見合いで知り合った男性と結婚をしました。37歳の時です。
当時お世話になっていた相談所にお見合いの相手のプロフィールを持参して、「いま私に来ている縁談です。こちらの方と同等か、それ以上の条件の方を紹介してほしい」と伝えました。名前など人物が特定される部分は隠してお見せしましたが、本来は他人に見せてはならない個人情報です。相談所の方はその情報の扱いに気を付けながらもちらりとご覧になり、内容をざっくり記憶されたようです。(間違ってもコピーなど取られませんでした)
私が会員以外の方と会員を比較しながら活動をすることに理解を示してくださり、何人か紹介もしてくれました。
相談所で候補の方に会っていく中で、私は今きているお見合いの方こそ私が「決めるべき」相手であると考えるように。
タイプとはいえず、迷う要素も残したままでしたが、「結婚のお話を進めていきたい」と私から直接彼に伝え(私からでした。積極的な態度を示さない男性でしたね)、話を進めていきました。
相談所でたくさんの方を見てきたからこそ、「決めどころがわかった」のだと思います。数をこなさななければ、どんな相手が自分に応じてくれるのか(会ってくれるのか)、また相手にされないのか、妻候補としての市場価値がわかりません。結婚相談所に身を置けば、現実を知ることになるでしょう。その現実こそが、「納得のいく結婚」への近道です。
相談所の方にも「例の方に決めた」と伝えますと、「おめでとうございます!」と喜んでくださり、活動が途中だったので、数万円返金もしてくれました。(初期費用は10万円でした)
勇気をもって「結婚市場」へ飛び込んでいって下さい。予想と異なる展開に打ちのめされることもあるでしょうが、その先に予想外の幸せという未来があるかもしれませんよ。
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